減塩食材

減塩食材のすすめ
現在、減塩をするのが望ましいとされて、減塩食材などもおおく販売されています。

何故、減塩食材がすすめられるのでしょうか。

塩は、食塩といわれて、ナトリウムと塩素が結合したものを、一般的に呼ばれています。
ナトリウムと、塩素は、体の中では、普通別々に存在していて、細胞外液の量と
浸透圧と一定に保つようにしたり、体に適したpHを調節したりします。

このナトリウムと塩素が足りなくなると、体の浸透圧が低下し、循環器不全や血圧低下などという症状が
生じたりします。

通常、口から摂取された食塩は、ほぼ100%近くが体内に摂取されて、そのときに体内の食塩量が
満たされている場合は、摂取された食塩は排泄されるようになっています。

しかし、過剰に摂取したっ場合、胃がんなどになる確率が高いといわれています。
このメカニズムはよくはっきりしていないようですが、食塩の摂取が多い国や地域などでは、胃がんが多いようです。

また、高血圧にもなりやすくなると、近年わかってきました。
食塩を体内にため込むと、循環血液量が増えて、血圧が上昇する状態が続きます。
腎臓がそれに対応し、ナトリウムを体外に排出して、循環血液量はもとに戻っても、
一旦上昇した血圧は下がらず、脳や心臓、腎臓、大血管などに障害をもたらすことにもなります。

また、腎臓が処理しきれず、血液にナトリウムと水分がたまるのも、原因の一つといわれています。

これらを予防するためにも、減塩は大切ということになります。
減塩には、まず、食材の素材の味を味わうことから始まります。

普段、刺身につけている醤油を減らすもしくは、なしにしてみたり、野菜サラダなども
減塩されているドレッシングなどにしたり、または、何もかけないで食べてみるなどです。

一気に薄味にしていくのではなく、やはり徐々に減塩していくことが大切です。
舌が慣れてきたら、更に減らしていくといのが理想といえます。



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